いまは昨日じゃなくて明日だということ


夕方から雨が降るとの予報だったので、それを信じて今日は学校まで歩いて行ってみた。いつもは自転車で8分ビュンビューンのところを、20分かけてじっくり歩いた。家の近くにはでっかい落ち葉がたくさん落ちていた。昨晩の雨で濡れてしんなりした落ち葉は、昨日食べたアップルパイの上のりんごによく似ていてかわいかった。
朝の冷たい空気の中で歩いて、iPodからくるりのマーチが流れてきて、気道が絞られて吐きそうになった。こんなキブンはあああああ春一番に乗って消えてゆけばいいのに〜 朝にマーチ聞くと泣きそうになる。朝に図鑑の曲聞くとどうしようもない気持ちになる。決してダメな気持ちじゃないんだけど。
帰り道、結局雨降ったけど小雨だった。恐ろしく寒かった。寒さが怖かったよ。なんとなく小雨にムカついて、折りたたみ傘ささないで帰った。対向車線のクルマのヘッドライトで小雨がキラキラしててキレイだったなー。傘をささないでいると、見えることがたくさんありました。
帰り道の電光掲示板、ただいまの気温は4℃。どうりで…。
 
わたしが田園地帯と鉄塔の写真ばかりを撮ってしまうのは、やっぱりオールアバウトリリイシュシュの影響をモロに受けてるからなんだと思う。あの映画を初めて見たのは16歳の夏休み最終日で、今でも鮮明に覚えてる。あれから数日はリーシュの曲しか聞けなくなったのも覚えてる。リリイシュシュに出てくる田園地帯はみんな好き。7月の始めの青いのも、9月の終わりの刈り取られた寂しいのも。
9月の刈り取られる直前の田んぼが1番すき。しびれる。西日を受けてたりしちゃったら、もう、最高。9月の不安定な時期は学校帰りに自転車走らせて田園地帯に通ってました。たまにキジがいて、仲良くなろうとしたけどお断りされた。キジも現代型になってゆくのか
:追記:
前回の記事に星新一の叔父は森鴎外みたいなこと書いてから、不安になって調べてみたら案の定ちょっと間違ってました。正しくは、星新一の大叔父にあたるのが森鴎外でした。つまり、星新一のおばあさんの兄が森鴎外、ということらしい。親戚であることにかわりはないけど。あいまいなまま載せてすみませぬ。
あとあと、スター5つもあって興奮しました。ありがとうございます。